聞いてみた

「聞いてみた」シリーズ Vol.1

早稲田ハウスをより知っていただくためにはじまった「聞いてみた」シリーズ。
第一弾としてご登場いただくのは、専属大工さんのおひとりで、
自らご自宅を建てられた鈴木棟梁。
早稲田ハウスとの出会いや、健康住宅について、家をつくられる時の想いなど、
ご自宅にお邪魔し、じっくりお話をうかがいました。

 

家族構成:ご主人(鈴木涼さん)/奥様/お子様3人(7歳・4歳・1歳) ※撮影当時
お引渡日:令和3年12月上旬

普段は主に注文住宅を手がける鈴木棟梁。現場でも頻繁に打ち合わせをし、お施主様の暮らしをイメージしながら丁寧に作業をされています。


インタビュアー
早稲田ハウスで働こうと思われた“決め手”を教えてください。

鈴木棟梁
以前住んでいた家の近くで早稲田さんの家が立っているのを見て、すごくいい材木とか材料とか使っていていいなと思って見ていたんですけど、自分も早稲田さんの家をつくりたいな、と思ってそれではじめましたね。
声をかけていただいたマネージャーの伊倉さんのお人柄がよかったのも決め手になりました。

インタビュアー
早稲田ハウスの家を見て印象に残ったことがあれば教えてください。

鈴木棟梁
やっぱり耐震や筋交いとか見て他のところとは違うものを使っていたのでそこは気になって見ていましたね。
建築中の家だけじゃなくて実際に建っているのも何件か見て、見た目もおしゃれだなと。

インタビュアー
早稲田ハウスの大工さんにも会いましたか?

鈴木棟梁
はい、先輩大工さんに挨拶に行きました。その中に自分と同じ歳の方がいて。なかなかいないので驚きました。

インタビュアー
お仕事としてお客様の家を建てるのとご自分の家とで気持ちの違いなどありましたか?

鈴木棟梁
普段から丁寧につくってはいるんですが、自分の家だと生活しているイメージをしながらつくれたので、例えばうちだと子どもがたくさんいるので、子ども目線から見て危ない箇所など丁寧にやることができたかなと思いますね。

 

階段前の壁を黒板に。マグネットもつくので、家族の予定表や学校のプリントなどを貼り付けるのに便利。

 

インタビュアー
それはお客様の家をつくる時も同じ気持ちですか?

鈴木棟梁
はい、もちろんです。上棟してお客様とお会いする機会があるのですが、例えば小さいお子さんがいる場合はここを気をつけてやろう、とか心がけていますね。

インタビュアー
他のハウスメーカーさんと早稲田ハウスとの違いがあれば教えてください。

鈴木棟梁
今まで他のハウスメーカーさんの家を何件もやったことがありますけど、結構単純なつくりというかワンパターンなつくりが多い感じがしますね。それに比べて早稲田さんは中もそうだし外もそうですけど結構凝ったつくりをしているので、まあ、つくる方は大変なんですけど(笑)やりがいがあって大工としてはそこが楽しいですね。スタッフさんもみんないい人たちだし、お客様に対しての対応力とかそういう部分もすごく丁寧にやっているなって思いますね。

インタビュアー
営業スタッフも現場に来ていましたか?

鈴木棟梁
はい、いつもニコニコしながら(笑)

インタビュアー
建築現場はどうですか?

鈴木棟梁
きれいだと思います。現場に置いてあるトイレとかも他のところよりいいものを使っていると思いますし。

 

明るいリビングダイニング。ナチュラルな空間に、照明やカーテンレールのブラックのアイアンが絶妙にマッチしています。

 

インタビュアー
早稲田ハウスは「きれいな空気の家」として健康住宅を手がけていますが、「つくる側」として感じることなどありますか?

鈴木棟梁
実際、使っているものが無垢材だったり壁にしても珪藻土とかやっていたりして、からだに害のないようなものを使っているなと思いますね。つくっていても風が通るというか、匂いとかも。

インタビュアー
「匂い」で言うと、よくお客様から、新築特有の匂いが全くしないですねと言っていただきます。空気は見えないものですが、体感として全然違うと感じていただけることが多いのですが、つくる側としてどう思われますか?

鈴木棟梁
はい、つくっていてそう思うので間違いないと思います!

インタビュアー
早稲田ハウスの建築材料についてどう思われますか?

鈴木棟梁
普段他では使わないようなものを使っているので、そこが全然違うと思います。例えば壁で言うと、今どこもクロスなので、珪藻土は早稲田さんにきてはじめて使いました。

インタビュアー
早稲田ハウスの仕事をしなければご自身の家も珪藻土を塗ってなかったかもしれませんね。

鈴木棟梁
そうですね(笑)

インタビュアー
珪藻土は手入れが後々大変だなとか考えましたか?

鈴木棟梁
そうですね。やっぱりよくはがれたり傷がついたりとか言いますけど、まあそこはしょうがないかな、と思います。工夫した点としては、うちなんかは子どもたちがひっかいたりしないように手が届かないところまで腰壁にしてその上から珪藻土にしたんですよ。ペットがいる家もおすすめです。壁を傷つけずきれいに保つためにも。

 

腰壁の前で。撮影当時、小学校入学をひかえたお姉ちゃんのかんなちゃんがランドセルを見せてくれました。妹のほのみちゃんも赤いリュックで仲良くポーズ♪

 

インタビュアー
「大工目線」で、家を購入する際のポイントやアドバイスがあれば教えてください。

鈴木棟梁
とにかく見た目だけにはこだわらないで、構造的なものをしっかり見た方がいいかなと。例えば断熱材はなにを使っているかとか、耐震、制振、金物はなにを使っているかとか、そういうのも見た方がいいと思いますね。あとは実際現場を見せてもらえるんだったら行って見せてもらった方がいいと思います。

インタビュアー
住み始めてから後悔しないために事前に知っておくべきことがあれば教えてください。

鈴木棟梁
家をつくるにあたって、色んな工法があると思うので、メリットもあればデメリットもあるし、長い目で見て選択することが重要だと思っていますね。まあ、うちは全く後悔していないので(笑)

 

リビングの吹き抜け。昼間は電気をつけなくても明るい光が差し込みます。

 

インタビュアー
木造以外に軽量鉄骨とか重量鉄骨とかありますが、耐震性について思われることはありますか?

鈴木棟梁
今、木造でもいい耐震の金物とか使ったりもしていますし、そこまで変わらないんじゃないかなと思いますね。うちはもともと木造がいいと思っていましたし。

インタビュアー
家をつくる時は年齢的にも段差をつくる方が多いのですが、後々後悔するケースも多いようですね。

鈴木棟梁
よくよく考えると段差がなるべくないようなつくりにした方がいいかもしれませんね。うちで言うと玄関前に長いスロープがありますが、今はベビーカーで、将来的には車椅子とか押せるようにと。自分は考えてなかったのですが奥さんがアイデアを出してくれました。

 

介護関係のお仕事をされている奥様のアイデアでつくられた玄関前の長いスロープ。

 

インタビュアー
お父様も大工さんだったとのことですが、その存在があって大工の道に進まれたのでしょうか。

鈴木棟梁
結局そうかもしれないですね。今思うとうちの父親が家に帰ってきた時の匂いが今の自分と同じ匂いで。小さい頃は分からなかったんですが。この家を建てた時も「よかったな」って言ってくれました。

インタビュアー
今後、他のハウスメーカーさんの家をつくりたいという気持ちはありますか?

鈴木棟梁
そうですね… 早稲田さんの家がいいですね、自分は。やっぱり大工さんとしてのつくりがいいので、それをつくりたいなと思いますね、今は。

インタビュアー
今後どんな家をつくってみたいですか?

鈴木棟梁
やったことのないようなことをやりたいなとは思いますが、基本的には毎回違うので、なにかしら凝ったものがあるので、楽しみながらやっています。大変なんですけどね(笑)

インタビュアー
建築現場でお施主様とお会いした時のエピソードなどがあれば教えてください。

鈴木棟梁
現場でお客様に「大工さん、つくってくれてありがとう」とか言われるとジーンときちゃいますよね。つくってよかったなーと。

 

現場では硬派な印象の鈴木棟梁ですが、ご自宅ではやさしいお父さんの一面を伺うことができました。

 

~~~~~ 奥様にもお話をうかがいました ~~~~~

インタビュアー
奥様から見て、ご主人が前のハウスメーカーさんで働かれている時と今とでなにか変わったことはありますか?

奥様
前はあまり仕事の話って聞かなかったんですが、早稲田さんでは注文住宅をつくるのが楽しいみたいで、次はこんなお家をつくるよ、とか話してくれるようになりました。今までやってこなかったことも多くてやりがいがあるのか楽しそうです。

インタビュアー
突然ですが…ご主人が帰ってきた時、どんな匂いがしますか?

奥様
木の匂いがします!

 

引越当時ハイハイだった長男のげん君。以前の家よりハイハイのスピードが早くなったとか!今ではヨチヨチ歩きで家中を探索するのが日課です。

 

インタビュアー
家づくりでこだわった点があれば教えてください。

奥様
子どもが小さいのでできるだけきれいに長く住みたいと思いました。腰壁とか、家事がしやすいような動線とか。あとは光がたくさん入って明るいお家にしたいっていうのがありました。昼間は電気をつけなくてもいいくらい明るくて、それはほんとに嬉しいですね。あと、介護関係の仕事をしているのでバリアフリーにもしていただきました。

インタビュアー
インテリアもとても素敵です。

奥様
うれしいです!早稲田ハウスさんのインテリアコーディネーターの方が一緒に選んでくださいました。

 

ダイニングの照明はクラシカルな雰囲気のペンダントライト。
まるでカフェにいるかのようなおしゃれな空間に。

 

インタビュアー
まだ建てられて数ヶ月ですが、今の時点で満足度はいかがでしょうか。

奥様
いや、もう大満足ですね。

インタビュアー
こうしておけばよかった、というのはありますか?正直にどうぞ。

奥様
今のところ本当になくて。最初は無垢の木の床は傷つきやすいって聞いていたので、マネージャーの伊倉さんにご相談して、もうちょっと硬い木にしようかなって話もしていたんですけど、伊倉さんが、傷つきやすいかもしれないけどやわらかいし冷たくないっておっしゃって。実際越してきたのが年末で真冬だったんですけど本当に冷たくなくてびっくりしました。フローリングはほんとうにヒヤッとするんですけど、うちでは子どもたちもずっと裸足でごろんと寝ちゃうくらい。そんなふうに不安な点はご相談して、それに対して色々と提案してくれたことで本当によかったなと思いますね。

 

最後はご家族全員で。お父さんのお仕事を「かっこいい」と言う長女のかんなちゃん。
将来の夢を聞くと「大工さん!」と元気にこたえてくれました。

 

インタビュアー
天然の木の肌触りが子どもの豊かな成長を促進すると言われていまして、素足で自然のものに触れることってすごくいいことなんですよね。

奥様
はい、そう思います。引っ越してきた頃、この子がちょうどハイハイの時期だったんですけど、前の家だと床が冷たかったせいかあまり動かなかったんですが、この家ではすごいスピードでハイハイし始めて驚きました(笑)今はヨチヨチ歩きになりましたが、探索が大好きで色んな部屋に行っています。すごくこの家を気に入っていますね。

インタビュアー
もしご主人が大工じゃなかったら?

奥様
そうですね、もしサラリーマンだったらこの家には住めてなかったなと思います。早稲田ハウスさんのことも知らなかったかもしれませんね。

インタビュアー
「究極の寝室」についてはいかがですか?

奥様
天井が黒いせいか眠りにつきやすい気がします。毎日家族全員ぐっすり寝ています。あと、私と上の子が喘息を持っていて、朝方や寝る前に発作的にゼイゼイするのですが、空気がきれいだからか、今のところ喘息は出ず調子良く過ごせています。